リアルタイム入力チェックのJavaScriptライブラリ「yav」
時々、Webサイトで入力している内容をその場で判定するものがある。入力必須の項目やメールアドレス、パスワードの一致などでエラーがあればすぐに表示してくれるので、送信してから修正すると言った二度手間がなくて便利だ。
Webブラウザ上で入力チェックを実行する
サーバ側でも入力チェックは行うが、ユーザビリティを考えるとオンラインでも検証したい。そんな検証システムを簡単に作れるのがyavだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはyav、JavaScriptの入力チェックライブラリだ。
yavは入力必須はもちろん、数字のみや文字のみといったチェックもできる。メールや日付、文字の長さなどといったフォーマットによるチェックや、「and」と「or」による他の項目の値によって入力チェック内容を変更する機能もある。多言語にも対応している。
設定はこのようになる
入力フォーマットを規定することも可能で、予め設定してある文字以外入力できないようにもできる。例えば日付や時刻、ユーザ名などで便利に使えそうだ。入力チェックはフォーカスがあたった瞬間や、移動した瞬間、サブミットを押した時など選択することができる。
入力チェック内容は柔軟に組み合わせて設定することができるので、汎用性が高そうだ。便利そうなはCAPTHAの入力チェックで、その場で検証してくれるので入力がしやすくなるというものだ。
入力エラーは起こさなければもちろん良いが、実際にはよく起こる。そして入力エラーによるストレスはユーザ登録を止めてしまうくらいある。リアルタイムでチェックすれば、ストレスにならずユーザビリティも向上しそうだ。
CAPTHAの入力チェックは便利そうだ
yav - Javascript form validation tool
SourceForge.net: yav