メッセージを転送するWeb Hooksサーバ「Watercoolr」
ここ最近注目を集めている用語がWeb Hooksだ。はてなブックマークでも実装され、知られるようになってきたこのWeb Hooksは、言わばWeb APIのコールバックシステムのようなものだ。何かのアクションをトリガーにして、URLやXMPPなどでデータが転送される仕組みだ。
何となくいい感じの説明ページ
そんなWeb Hooksを手軽に試せるのがメッセージ転送のWatercoolrだ。
今回紹介するフリーウェアはWatercoolr、メッセージを転送するWeb Hooksだ。ソースコードは公開されているがライセンスは明記されていなかったのでご注意いただきたい。
Watercoolrは最初に自分のチャンネルを作成する。これは指定されたURLをポストで叩くだけだ。するとキーになるチャンネルIDが返却される。次にチャンネルIDと特定のURLを紐づける。例えばTwitterのポスト用URLなどだ。
利用はコンソールでもできる
これで準備は完了だ。後はWatercoolrへメッセージを飛ばすとその内容が指定されたURLへポストで送られる。Twitterの場合は認証が必要なので、そのままでは使えないが簡単なメッセージ転送のシステムであれば有益に使えそうだ。
実装がSinatraで行われており、シンプルなシステムだ。Web Hooksが何なのか知るのにも役立ちそうだ。これまでのPull型のWeb APIとは異なり、Push型の実装が可能になる便利なサービスだ。
Watercoolr - Gossip for web applications
jcapote’s watercoolr at master - GitHub