さくっとRails on Google App Engineをはじめる「Rails on GAE」
Google App Engine(GAE)の可能性はJavaをサポートしたことによってその可能性を飛躍的に向上させた。JavaVM上で実装された言語であれば何でも動作する。JRubyもその一つで、Ruby on RailsもGoogle App Engine上で動作する。
GAEのパワーを素早くゲットする
とは言えやはりマイノリティだけに色々な準備が必要とされていた。そのため敬遠していた人も多いだろうが、Rails on GAEによって大きく舵を切ることになりそうだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRails on GAE、GAEでRuby on Railsを動かすためのプラグインだ。
Rails on GAEはRuby on RailsをGAEで動作させるために必要なタスクを予めインストールすることで、後は順番に従って進めるだけでJRuby on Railsができるようになっている。元々はRubyではじめつつもGAEに対応させようと思ったら、即座に切り替えることができるのだ。
手順はごく簡単で、ただ進めるだけ
重要なのはgae:initというタスクだ。これを実行したら後はwarbleコマンドでwarファイルを生成すれば良い。後はGAEのSDKを使ってサーバを立ち上げれば良いだけだ。ほら、簡単でしょ?
ここまで手軽になるとJRuby on Railsをはじめない訳にはいかなくなってきてしまう。無料で使えて、スケーリングも考えずに使えるGAE…ぜひRuby on Rails開発者の方もはじめてみて欲しい。
technohippy’s rails_on_gae at master - GitHub