Redmineをもっと使い勝手よく「Farend Redmine Tools」
開発のプロジェクトにおいてRedmineを管理ツールに採用するケースが増えてきた。Railsに慣れている場合、Tracよりも手軽に動かせるイメージがある。リポジトリブラウザやWiki、チケット管理機能もある優秀なプロジェクト管理ソフトウェアだ。
VBスクリプトでチケットを登録するサンプルスクリプト
そんなRedmineをさらに便利にしてくれる関連ツールを提供しているのがFarend Redmine Toolsだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはFarend Redmine Tools、Redmine関連ツール提供プロジェクトだ。
Farend Redmine Toolsで提供されているツールは主に二つある。一つはVBスクリプトを使ってRedmineにチケット登録を行うPost issue VBS、もう一つはMuninを連携してバグ成長曲線を作るMunin plugin for Redmineだ。
日本語も問題なく使える
Post issue VBSはサンプルスクリプトだが、VBSから登録できれば類似したVBAを使ってチケット登録をしたり、VBスクリプトが使えるテキストエディタから登録するような操作もできる。SleipnirのようなブラウザであればVBスクリプトで自動操作もできるのでチケット登録が手軽になりそうだ。
Munin plugin for Redmineは登録されているチケットと、その終了分とをグラフ化してMuninで表示するライブラリだ。プロジェクトが終盤に近づくにつれ、徐々にバグが減っていき完成に近づいていく様子が分かるようになる。これも便利だ。
他にもRedmineのDLLが登録されているなど、Redmineを使ったシステム開発で役立ちそうなライブラリが今後も提供されそうだ。プロジェクト管理を適切に行う上でもこのようなツールはどんどん活用していきたい。
farend-redmine-tools - Google Code