GitをベースにしたWikiエンジン「Gitki」
Wikiエンジンは皆で編集するには便利だが、場合によっては個人のメモとして利用することもある。そのような場合にちょっと不便なのがブラウザ上で書かなければならないということだ。長文になるとテキストエリアの文字をコピーしてローカルで直してから貼付ける、なんて操作をする人もいるだろう。
Gitをデータストアに利用したWikiエンジン
そのような苦労をされている方はGitkiを使ってみてはどうだろう。個人から複数人まで皆で使えそうだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGitki、GitをベースにしたWikiエンジンだ。
GitkiはGitとそのWebフロントエンドになるGitkiからなるWikiエンジンだ。リポジトリ内のファイルを直接みてブラウザ上に表示する。ブラウザ上での編集機能はなく、Gitリポジトリをクローンして編集し、終わったらPushすることで内容が変わるという仕組みになっている。
ページの追加は手作業になる
元になるリポジトリがオンラインにあれば、メモを公開するのも簡単だ。編集は個人のリポジトリなので、ローカルでテキストエディタを使ってできる。また、Gitkiを使ってその内容をまずはローカルで確認すると言ったことも簡単にできるだろう。
記法としてはTextileやMarkdownをサポートしている。Gitであれば個人のリポジトリレベルから数十人規模のドキュメント作成まで手広くサポートできるだろう。オンラインでの編集などがサポートされると便利になりそうだ。
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