※ 画面はデモサイトより

システムが何でできているかはユーザにとっては関係はない。特にEコマースのような物販の場合は、商品や使いやすさが命で、システム内部は二の次だ。PHPで作られていても、Rails、Djangoで作られるのに何が違うのだろう。

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商品一覧画面

 

それはカスタマイズの容易さだ。導入したシステムをそのままでサービスインすることはまずないだろう。そのため、自分たちのオリジナルの仕組みやシステムカスタマイズを行うはずだ。そうした変更がしやすいのは最近のフレームワークを導入したソフトウェアと言えるだろう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはDjWarehouse、Djangoを使ったEコマースシステムだ。

DjWarehouseはシンプルなEコマースシステムで、商品の一覧、詳細、ショッピングカートが提供されている。購入に際してユーザ登録が必須なのが若干面倒な所ではある。決済は代引きまたはクレジットカード払いが想定されている。これはモジュール化されているので自分で追加することもできるようだ。

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管理画面

 

管理画面ではユーザの管理や商品、注文状況の管理ができる。商品はカテゴリで分けて管理できる。アメリカが基本だが、国名としては海外も登録できるようになっている。なお、レポート機能はない。

Djangoベースとあって、Djangoのadmin画面も提供されている。データベースのメンテナンスであればこちらで十分だろう。足りない機能があれば自分たちで容易に開発できる、それが魅力のDjangoベースのEコマースシステムだ。

 

**DjWarehouse

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http://djwarehouse.org/