様々なインターネット上のサービスを利用しているとデータが色々な場所に散在してしまう。写真、ブックマーク、動画、マイクロブログ…などなどだ。これらを一所に集約してくれるのがライフストリーミングブログサービスだ。

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Django syncrを使ったサンプル

 

FriendFeedなどのサービスもあるが、自分だけのライフストリーミングを構築してみたいならDjango syncrを使ってみると良さそうだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはDjango syncr、Django向けのライフストリーミングライブラリだ。

Django syncrは単体で機能を提供する訳ではない。多数のソーシャル系サービスに対応したライブラリであり、自分の開発したDjangoアプリケーションに組み込んで使うことを前提としている。開発は必要になるが、オリジナルのシステムに組み込むには良いかもしれない。

対応しているサービスはDelicious、Youtube、Flickr、Twitter、Picasa、ma.gnolia、Readernaut、Brightkiteとなっている。後者二つは知らなかったが、Readernautはメモサービス、brightkiteはモバイルSNSだ。なお、ma.gnoliaはデータが吹き飛んでしまい、2月にサービス停止している(今後復活予定)。

このようなデータがとれるのはWeb APIやRSSフィードを公開するのが一般的になっていることが大きい。データを手元に集約する仕組みがあれば、どんどん外部に公開していくのも怖くないだろう。

 

**django-syncr -Google Code

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http://code.google.com/p/django-syncr/