もう死語になるだろうが、Web2.0という単語が注目を集めていた頃からソーシャルサービスへの注目が高まった。それまでにもコミュニティはあったが、集合知への関心が高まったのはこのタイミングではないだろうか。

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項目にコメントしたり、投票したり

 

Delicious、Digg、はてなブックマークなどなど様々なサービスが作られている。その一つ、ソーシャルリストのListCampを紹介しよう。

今回紹介するフリーウェアはListCamp、皆でリストを作成して情報を共有するソフトウェアだ。ソースコードは公開されているが、ライセンスは明記されていないのでご注意いただきたい。

類似のサービスとしてはGrupthink達人のアンケートが挙げられる。お題や項目についてユーザが自分で自由に追加、編集したりできるのだ。さらに投票することで項目の並び順が変わってくる。

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リストの一覧

 

DiggはURLの紐付けが必要になるが、ListCampの場合は必要がない。リストにはコメントを付けることもできる。ListCampはGoogle App Engine上に構築できるので、自分のサイトに連動したソーシャルリストサイトも簡単に構築できる。

個々人の持ち合わせる情報量は実はそれほど多くなく、環境や立場が違えば物の見え方は異なってくる。ListCampを通じて皆の情報を集めれば、何が主流で世間的には何が一般的であるのか、そんな自分とのギャップも伺い知れるようになるだろう。

 

youthhr’s ListCamp at master - GitHub

 http://github.com/youthhr/ListCamp/tree/master