Twitterでは未だにビジネスモデルが模索中という段階ではあるが、そのデータを利用する企業は様々な利用法を試みている。特に最近ではリアルタイム性の高さや、商品の口コミをはかるための道具としても利用されている。

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Twitterをマーケティングツールとして活用する

 

マーケティング的な使い方としての需要は確かにあるようだ。今回、米Yahoo!が開発したSidelineもそのライン上にある。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはSideline、Twitterモニターソフトウェアだ。

SidelineはTwitterモニターなので、ログインや投稿したりするような機能はない。 トレンド的にあがってきているキーワードを一覧したり、パブリックタイムラインを検索する機能がメインになる。

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トレンドワード

 

検索は単純に検索ワードを設定するだけではなく、フレーズや含んではいけないキーワード、人の限定、ポジティブまたはネガティブなワードを含むものといった具合にフィルタリングができる。

また、このSidelineではYUIを使って作られていることが特徴として挙げられている。YUIを使えばWebであってもAIRアプリケーションであっても効率的に開発ができることをアピールしたいようだ。

日本におけるTwitterの規模はごく小さいだろうが、このようなマーケティング的な試みは面白い(特にITリテラシーの高い層やM1層に対して)。Sidelineを使えばどのようなデータが抽出できるだろうか。

 

via Yahoo Sideline: An Open Source Desktop Twitter Keyword Monitor [Mashable]

Sideline from Yahoo!

 http://sideline.yahoo.com/