Windows向けのmemcachedサーバ&フロントエンド「MemCacheD Manager」
memcachedはその名の通り、メモリー上にデータを保存する。そのためデータの保存/取得はとても素早く行える。反面、そこに保存されているデータはおいそれと見ることができない。もちろんmemcachedクライアントからは見られるが、一覧で取り出したりすることはできない。
サーバ設定
そのため実際にデータが保存されているか、データはどのくらいあるのかといった情報は見られず慣れるまでは多少面倒だった。だがそれを解決するのがMemCacheD Managerだ。
今回紹介するフリーウェアはMemCacheD Manager、Windows向けmemcachedサーバ&フロントエンドだ。
MemCacheD Managerはmemcachedサーバとしての役割とデータ一覧するフロントエンドとしての役割を持つソフトウェアだ。MemCacheD Manager上でmemcachedサーバを設定し、その中にインスタンスを組み立てる。
サーバステータス
クライアントから接続し、データをセットするとMemCacheD Manager上からも確認できる。が、データの中身やキーは確認できないようだ。それでもヒット数などは見られるので開発はしやすくなりそうだ。
一覧のインタフェースを見る限り、今後はデータの一覧も見られそうな気がする。キャッシュサーバとしてmemcachedを活用したい、している開発者の方はぜひ使ってみよう。
MemCacheD Manager