Railsベースのサービス監視システムフロントエンド「ScopePort Web Interface」
※ 一部の画像は公式サイトより
Webシステムやデータベースは様々な技術要素が絡み合っており、どれか一つが停止してもうまくサービスが回らなくなってしまう。Webサーバが正常であっても、データベースサーバが停止しているとエラーになったり、キャッシュサーバが停止したためにレスポンスが悪くなったりと複雑だ。
リモートのサービスを登録して監視する
その管理手法としてサービス監視システムが知られている。その新しいリモートサービス管理システムとして登場したのがScopePortだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはScopePort Web Interface、ScopePortフロントエンドだ。
ScopePortはリモートサービスの監視システムだ。そしてその設定やログの閲覧を行うのがScopePort Web Interfaceになる。現在、まだ開発途中であり、筆者環境ではサーバシステムがインストールできなかった(Debianならうまくいくかも知れない)。
うまくいくとこのようなレポートが
ScopePort Web Interfaceではサービスを登録し、そのドメインやポート、プロトコルを設定する。FTP/HTTP/POP3/SMTP/SSHが利用できる。そしてタイムアウトの時間を設定しておく。
結果が芳しくなかった場合(言わばサービスが落ちている場合)、予め設定したメールアドレスやJabber、SMSを使って通知を受け取ることができる。通常はScopePort Web Interfaceを介してステータスを確認し、問題があれば通知してくれるので安心して運用できるようになる。
Webシステムの停止がビジネス上の生命線につながっている企業も多いだろう。24時間常に監視はリソース的に難しいこともある。その補助として採用してみたいソフトウェアだ。
サービス一覧
via ScopePort[Open Source Rails]
ScopePort - Free remote monitoring and server management