Drop.io APIを使ったシンプルなアップローダー「uSend.io」
個人的にとても興味深いと思っているサービスがDrop.ioだ。ただファイルをアップロードするだけ、からスタートしたこのサービスは派生的に様々な機能が付加され(だがシンプルさは維持しつつ)、樹木のようにサービスの枝を伸ばしている。
同名Webサービスも立ち上がっている
そんな中登場したのがDrop.io APIだ。これを使えばファイルのアップロードや取得ができるようになる。それを使ったサンプル的なサービスがuSend.ioだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはuSend.io、ごくごくシンプルなファイルアップローダーだ。
uSend.ioはDrop.io以上にシンプルなWebサービスを提供する。あるのはテキストボックスが二つだけだ。上のテキストボックスはファイルの指定を行う場所になっており、Firefoxであればクリックすればファイルの指定ダイアログが出る。SafariではファイルをFinderからドロップすれば指定できた。
アップロード後はDrop.ioに飛ばされる
そしてそのファイルを共有したい相手のメールアドレスを入力する。カンマつなぎで複数入力可能だ。終わればSend It Out!ボタンを押せば自動的にファイルのアップロードが行われ、Drop.ioのファイル管理画面に転送される。指定したメールアドレス宛にはファイル共有のお知らせメールが届く。
複数のファイルは指定できないが、ファイルを誰かに送りたいという目的にはぴったりのソフトウェアと言えそうだ。ファイルは最大100MBまで転送できる。Drop.io APIを使えばこのようなサービスも容易に構築できるようになる。
**whoisjake’s usendio at master - GitHub
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http://github.com/whoisjake/usendio/tree/master
usend.io