Cygwinのインタフェースがどうも…と思う方は「MinTTY」
最近ではあまり利用者は見かけないが、かつてWindows上でLinuxライクなコマンドを使おうと思ったら最大の選択肢だったのがCygwinだ。今でも現役であり、Windows上で様々なLinux向けの資産を使おうと思うと便利なソフトウェアだ。
標準ターミナルよりも使いやすい!
だがそのターミナルと言えば…正直使いづらかった。通常使うターミナルとかけ離れた使い勝手のせいで、不便に感じてしまった人も多いのではないだろうか。そんな経験をお持ちの方はMinTTYを使ってみよう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはMinTTY、Cygwin用のターミナルエミュレータだ。
MinTTYはPutty 0.60をベースに開発されたソフトウェアで、Windowsとの親和性が標準のターミナルよりも高い。オプションも数多く、フォントの入れ替えや画面の大きさの変更、色の設定なども行える。半透明表示も可能だ。
設定画面
言語の設定はあるが、残念ながら日本語はなかった。なので標準のままでは日本語は文字化けてしまうので注意が必要だ(その点は標準のターミナルと同じ)。ドラッグアンドドロップが使えたり、コピー&ペーストも利用でき、マウスのスクロールにも対応している。
インストールはGoogle Codeからのダウンロードか、CygwinのSetup.exeからも行える。最新のβ版はGoogle Code上からのダウンロードのみのようなので、新しい方が良い方はそちらからダウンロードしてお試しいただきたい。
**mintty -Google Code