ローカルで開発を行っていて、そのバグ管理を行う場合、Webブラウザを都度立ち上げたりGUIアプリケーションを立ち上げて管理するなんて面倒過ぎる。気がついたその場でささっと入力できるインタフェースが便利なはずだ。

ピクチャ 33.png

タスクの詳細を確認する

 

そこで考えられるのがターミナルだ。SSHで接続すればどこからでもBTSへの投稿ができる。これは盲点だが、便利ではないだろうか。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはDitz、CUIで管理されるBTSだ。

Ditzはグラフィカルなインタフェースなどないので、とてもさくさくと動作する。ISSUEの管理を行う場所さえ決めれば皆で管理することもできる。Webシステムを開発しつつ、BTSはCUIなんて、なかなかオツなやり方だ。

ピクチャ 32.png

ステータスコマンドで状況を確認できる

 

DitzはRubyで作られており、RubyGemsを使ってインストールできる。後はditz initで初期化し、バグを登録していけば良い。バグや要望、タスクを一元的に管理できる。Gitのブランチに関する情報も追加できるようだ。

皆で行うバグ管理はもちろん、個人で使う際にも便利そうだ。CUIとあって入力をシンプルに、どんどん追加&消化できそうだ。

 

via Ditz on Ruby 1.9 [mootoh.log]

Ditz

 http://ditz.rubyforge.org/