テキストベースのプレゼンテーション「xsw」
高橋メソッドに限ったことではないが、プレゼンテーションはシンプルであるべきだ。ごてごてしたものは見せたくないものを隠蔽しているように感じてしまう。また、会社のロゴなどが常に表示されているとせっかくのスペースが常に削られることになるので勿体ない。
シンプルで格好いいプレゼンテーションを作成できる
多少のアイコンやグラフは使うだろうが,それ以外はシンプルであるべきだ。そしてシンプルなプレゼンテーションであれば、わざわざGUIで作るまでもない。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはxsw、テキストベースのプレゼンテーションソフトウェアだ。
xswはYAMLに似た形式でプレゼンテーションを書いていく。テキスト、画像、背景を指定可能で、フォントサイズや配置を変更することができる。テンプレート機能を使って、予め指定した背景などを使い回すことも可能だ。
コマンドを実行したところ
スライドの切り替えは矢印キーで行い、HOME/ENDで最初または最後のスライドに移動する。Fキーを押せばフルスクリーンになる。LinuxやUnix向けに提供されているが、Windows向けのバイナリもある。これを使えば手軽にテキストベースのスライドショーができるようになる。
テキストベースならば、余計な装飾や操作を覚える必要もなくどんどん作り上げていけるだろう。またコードを貼付けたり、何らかの別フォーマットから変換する、検索するといった再利用性も高い。決して派手さはないが、質の高いプレゼンテーションを作成するのに便利なソフトウェアだ。
**xsw -Google Code