シンプルにリッチなテキストエリア「Sanskrit」
テキストエリアをWYSIWYGエディタに変えるものといえばFCKEditorなどが有名だ。FCKEditorは確かに便利だが、完成度が高すぎるためにカスタマイズしづらく(設定は変更できるが)、何より動作が重たくなっている。
シンプルながらカスタマイズも容易なリッチテキストエディタ
実際にユーザが使う機能はそれほど多くない。もっとシンプルに必要最低限に仕上げたのがSanskritだ。
今回紹介するフリーウェアはSanskrit、テキストエリアをシンプルなWYSIWYGエディタにするソフトウェアだ。ソースコードは公開されているがライセンスは明記されていなかったのでご注意いただきたい。
Sanskritで使える装飾は太字、斜体、下線、打ち消し線、リンクとなっている。これらはTextileの構文に則っており、実際の出力もTextile形式になっている。Sanskritは言わば記法の入力補助とTextileの記法をHTMLに変換する役割を担っている。
ボタンに置き換えることも可能
文字列を選択して装飾を施すだけなのでごくシンプルだ。できることが少ない分、動作は軽快で読み込みも早い。簡単な装飾だけが希望であれば、Sanskritで十分ではないだろうか。何よりTextileを間に挟んでいるのでHTMLを直接入力される訳ではないのでセキュリティ的にも安心できる。
文字装飾を行うボタンは文字列にアクションを指定しても良い。オリジナルに置き換えるのもさほど難しくはないだろう。シンプルなだけにカスタマイズもしやすく、便利なソフトウェアだ。
Sanskrit: Rich Textile editor