タイトルは気の迷いなのでお気になさらず。最近の外付けHDDはよく出来ていて、しばらく使わないと自動的にスリープモードに入るようになっている。消費電力の節約を考えるならメリットのあることではあるが、それは時と場合によるだろう。

3dsearch14.png

設定画面

 

物によってはスイッチなどでスリープしないように設定できるかも知れない。だがそのようなものがない場合はアナログ的な手法で対応しよう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはNoSleepHD、外部HDDを休眠させないためのソフトウェアだ。

仕組みは至極単純だ。NoSleepHDを起動してスリープさせないドライブやフォルダを指定すると定期的にファイルを書き込みにいってくれるようになる。フォルダ直下にtest.txtというファイルが作成されるようなので同名ファイルがある場合は上書きされるかも知れないのでご注意を。

3dsearch16.png

このような内容が書き込まれたファイルが生成される

 

ファイルを書き込むというアクションを行うことでスリープを妨げるのはごく単純だがスマートな解決法だ。フォルダを指定することができるということは、ファイル共有サーバや、外部ネットワークのフォルダでしばらく放置していると反応がなくなってしまう場合の対処にも使えそうだ。

節電を考えるならスリープモードや、そもそも接続を断って電源を切るのが良いだろう。スリープモードから解除される時の遅延が我慢できない場合はNoSleepHDを使おう。

 

via Prevent External Hard Drives From Entering Sleep Mode [gHacks]

NoSleepHD - Home

 http://nosleephd.codeplex.com/