Webデザインを決める際に、テーマに沿った色合いを決めたり、主立った配色を決めるようなことはよくあるかと思う。一色のテーマでは心もとなく、その場その場で色を選択していては非効率で統一感もなくなっていく。その時に役立つのがAdobeの提供するKulerだ。

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カラーピッカーから使えるKulerフロントエンド

 

Kulerではカラーテーマに沿って複数の色をピックアップし、それを共有している。Kuler上で見るのも良いが、作業中に都度ブラウザを立ち上げるのは面倒だろう。そこで使いたいのがMondrianumだ。

今回紹介するフリーウェアはMondrianum、Mac OSXのカラーピッカーから使えるKulerクライアントだ。

Mondrianumをインストールすると、Mac OSX標準のカラーピッカーの機能にKulerアイコンが表示されるようになる。これを選ぶとKulerのカラーテーマが一覧で表示される。ポピュラーなものや新しいものといった具合に並び替えることも可能だ。表示はカバーフロー調でとても見やすい。

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検索も可能

 

検索もできるので、例えば和風であればJapanなどで検索すれば良さそうなものが出てくるだろう。そして最適なカラーパターンを探したら色をクリックすれば良い。カラーテーマをカラーパレットして保存して後々使いやすくすることもできる。

色のテーマが決まれば、それを軸としてWebデザインに取りかかれる。Kulerの名前は忘れてもMondrianumをインストールしておけばすぐに呼び出せる。Webデザイナの方、必見のソフトウェアだ。

 

via Downloads: Mondrianum Integrates Killer Color Palettes from Peers with Color Picker [lifehacker.com]

Lithoglyph - Mondrianum

 http://lithoglyph.com/mondrianum/