iPhone/iPod TouchとMac OSX(またはWindows)の関係は主がMac OSXやWindowsで、それに従うのがiPhone/iPod Touchだった。そのため、ファイルをやり取りする際にもMac OSXからiPhoneに接続してファイルを送るというのが一般的だ。

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iPhoneから母艦に接続してファイルをゲット

 

だがBriefcase Liteはその逆の発想だ。iPhoneから接続し、ファイルを受け取るのだ。

今回紹介するフリーウェアはBriefcase Lite、ファイル共有を利用してMac OSXに接続するiPhoneアプリケーションだ。

Briefcase Liteは現在Mac OSXやLinuxのみをサポートしている。Windowsは今後サポートされる予定だ。起動するとファイルを共有しているMac OSX/Linuxを探し出してくれる。そして共有フォルダに入り、ファイルをダウンロードできる。

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母艦のファイル一覧

 

ダウンロードしたファイルは逆にアップロードすることもできる。ローカルネットワークのみサポートしているので無線を使った外部ドライブとして考えることができる。まさにブリーフケースと言えそうだ。

iPhone側が主体になるので、離れた所にある母艦からファイルをダウンロードして見たいという時にすぐ利用できる。iPhoneに対応したファイル形式であればBriefcase Liteから閲覧することが可能だ。

なおBriefcase Liteには有料版のBriefcaseもあり、そちらはG3からの接続も可能になるようだ。またiPhoneに向けてもファイルアップロードができるようになるといった機能がある。無料版でも十分に便利だが、気になる方はチェックを。

 

**Hey Mac Software: Briefcase Lite

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http://www.heymacsoftware.com/briefcase_lite/