Webシステムを構築している中で日本語フォントを必要とするケースは意外と多い。グラフのラベルや、画像生成系などでフォントを利用することがある。埋め込みの場合、ライセンスの問題もあるので使えるフォントは限られている。有名なものはIPAフォントだろう。

ピクチャ 116.png

珍しい、日本語のTrueTypeフォント

 

だがいかんせん数が少なすぎる。英字のフォントに比べて文字種が多すぎるのだ。そんな中、出てきたのがさわらびフォントだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはさわらびフォント、見やすいゴシック調のフォントだ。

さわらびフォントは2008年末より開発の開始されたフォントで、現段階では平仮名、カタカナ、罫線などの記号、半角英数字、全角英数字などが作成されている。漢字は現状350文字がサポートされている。

ゴシックフォントが提供されており、すっきりとした見やすいフォントだ。デザイナのようにフォントに詳しくないので表現が乏しいが、字幕のような各文字がはっきりと分かるような場面で使われそうだ。

日本語は文字種が多く、一つのフォントを開発するのにも時間がかかる。我こそはと思う方はさわらびフォントプロジェクトに参加し、どんどん便利なものにしていって欲しい。

 

**さわらびフォント: 概要 - SourceForge.JP

 **
http://sourceforge.jp/projects/sawarabi-fonts/