twitterのように時系列によらないゆるいつながりも良いが、オンラインで行うリアルタイムなコミュニケーションも面白い。最近のWebアプリケーションはコラボレーションが一つのキーワードになっており、その補助としてもリアルタイムコミュニケーションは重要な技術だ。

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ブラウザでチャット。バックエンドはRails。

 

Ajaxでもできないことはないが、より便利なのはFlashを使ったものになるだろう。作るのが難しそうと感じた方はdangoを見て欲しい。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはdango、Rails + Flashによるリアルタイムコミュニケーションフレームワークだ。

dangoは独自のサーバを実装し、簡単にFlashと通信できる。サンプルのチャットクライアントもあり、それを使えばWebブラウザ間で実際にチャットを行うことが可能だ。

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コマンドラインで基本ファイルを生成

 

サーバ側はRailsで作ることが出来るので、ColdFusionなどを覚える必要はない。慣れた言語を使って生産性が高いまま、コミュニケーション機能を実装できる。もちろん通信内容は文字列に限らず、オンラインゲームのようなものにも応用できる。

動画、リアルタイム、リッチインタフェース…Flashの可能性は無限とも言えるほど広大だ。ほんの少し勇気を出して踏み出せば、そこには段違いの可能性がみえている。大丈夫、バックエンドはRuby on Railsで行えば良い。

 

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