PHPでもActiveResourceを使う「phpActiveResource」
Rails2.0系から導入されているActiveResource。REST経由でデータにアクセスしつつ、自動的にモデルにしてくれるのでデータベースと何も変わらずに操作できるのが便利だ。Web APIをモデルのように使ったり、データベースと疎結合にすることでスケーリングしやすくすることもできる。
RailsのActiveResource風にPHPからもアクセスできる
RESTベースであれば何もRailsに限ったことではないだろう。PHPへポーティングしたphpActiveResourceが好例だ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはphpActiveResource、PHPによるActiveResource実装だ。
phpActiveResourceはPHPでActiveResourceのようなアクセスを可能にするライブラリで、phpActiveResourceを継承したクラスを作成して利用する。新しいリソースを作成したり、検索をする、更新、削除などWeb API側がRESTfulに対応していれば何でも操作ができる。
Fetch and updateは格好いい
リレーションは実装されていないようだが、関連したオブジェクトを持ってくるように関数を追加するだけなのでさして難しくはないだろう。検索したデータをすぐさま修正してそのまま保存なんて処理が1行で書けてしまうのはなかなか格好がいい。
なお、利用の際にはcurlが必須になっているのでご注意を。Rails側でもActiveResourceを活用していれば、ある機能はRails、別な機能はPHPと言語に固定されずに最適なものを選べるようになる。
**phpactiveresource -Google Code