Webサービスを開発し、そのフロントエンドとしてiPhoneアプリケーションを提供するというケースは多い。Remember the Milk、はてな、livedoor Readerなど多数のアプリケーションが存在する。

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iPhoneとRailsを連携する

 

もしあなたがRailsでWebサービスを構築しているなら、手軽に連携するライブラリが存在する。それがObjectiveResourceだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはObjectiveResource、ActiveResourceを使ってiPhoneとRailsを連携させるフレームワークだ。

ActiveResourceはRailsで提供されているRESTfulなWeb APIを使ってデータのCRUDを提供する仕組みだ。ObjectiveResourceではそのActiveResourceを使ってデータの操作インタフェースとしてiPhoneを利用できるようになる。

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データのCRUD操作が簡単に

 

使い方としてはRailsで提供されているActiveResourceの仕組みをそのまま取り込んで使うことができる。Railsの仕組みにそって開発しておけば、苦労せずにiPhoneアプリケーションでデータが操作できるようになる。

iPhoneアプリケーションはネットワークが必須であるようなアプリケーションも多い。フロントエンドとしてiPhone向けのインテリジェンスなインタフェースが使えれば、ユーザビリティが高くなる。Safariを用いる手もあるが、専用アプリケーションであればカメラをはじめとしたiPhone独自の仕組みが用いれるようになるのが魅力だ。

 

**iPhone on Rails and ObjectiveResource; Making communication between the iPhone and a Rails web-service pain-free.

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http://iphoneonrails.com/

yfactorial’s objectiveresource at master - GitHub

 http://github.com/yfactorial/objectiveresource/tree/master