twitterの流行も合わさって、URL短縮サービスが幾つも出てきている。そんな中、実際のとび先URLが分からないこともあって、ウィルスやマルウェアの配布などに悪用される可能性もある。それを防ぐにはFriendFeedのように独自のURL短縮サービスを実装するのが良い。

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ITエンジニア用プロフィールサービスの達人でも、URL短縮サービスを実装する予定だ。だが、そのために別途サーバを立てるのは非常に面倒に感じていた。そこで便利に使えそうなのがur.lyだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはur.ly、Google App Engine上で動作するURL短縮ソフトウェアだ。

ur.lyの素晴らしい点はGoogle App Engine上(つまり無料!)でURL短縮サービスが構築できる点だ。さらにオープンソースなので設定できるドメインを限定することも用意だ。作成できる許可ドメインをカスタマイズすれば、自分のサービスに合わせたURL短縮サービスが構築できる。

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生成されるURLは数字のみになっている。汎用的なURL短縮サービスの場合は6文字程度のハッシュになっているが、数字の場合は順番にたたいていけば設定されているURLが分かってしまう。だが自サービスに限っての利用であればそれほど問題にはならないだろう。

Web APIも実装されており、URLを設定するのも容易に行える。他に、ブックマークレットを使ってURLを生成することもできる。何よりGoogle App Engine上で動作するのでまず落ちる心配もなく運用できるのが良い。Webサービス運用者は知っておくと便利に使えるだろう。

 

**urly -Google Code

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http://code.google.com/p/urly/