DjangoやPythonを使ったWebシステム開発のお供に「FirePython」
Webシステム開発を行っているとデバッグメッセージを表示したいと思うことは多々ある。画面にメッセージを出しても良いだろうが、常々使うのであればログファイルなどを利用した方が効率的だ(デザインへの影響もあるので)。
FirebugとPythonをつないでくれる
開発者には見えてユーザには見えない(見ることもできる)、そんな素敵なメッセージプラグインがFirePythonだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはFirePython、Firebugと連携するPythonデバッグライブラリだ。
FirePythonは二つのライブラリが提供される。一つはPython側で利用するライブラリで、もう一つはFirefoxアドオンとして動作するものだ。Python側でメッセージを送信し、それをFirebugが受け取って表示してくれるようになる。
設定画面
PHPでは同様のソフトウェアとしてFirePHPが存在する。FirePythonはまさにそれのPython版だ。メッセージはdebug/info/warning/error/criticalの5種類に分けて出力でき、それぞれフィルタリングして表示/非表示を切り替えることもできる。
パスワードを付けることで間違ってシステム内部の情報が漏れないようにすることができたり、DjangoやWSGIともスムーズに連携されるように考慮されている。これらの技術を用いてPythonでWebシステムを開発されている方はぜひ利用してみて欲しい。
darwin’s firepython at master - GitHub