フォルダのファイルリストをフィードで生成「Folder-RSS」 // MOONGIFT Archived

社内向けのシステムを開発している際に、フォルダ内のファイルの変化をトリガーにして何らかのアクションを起こすというのはよくある処理だ。だがそうした処理の際には大抵、OSごとのシステム関数をコールして実装する必要があるなど面倒な問題もあった。

GUIはヘルプ

さらに調査するフォルダが別なOSだったりすると共有の設定などが面倒になる。そこでFolder-RSSを使ってみよう。

今回紹介するフリーウェアはFolder-RSS、フォルダを精査してRSSフィードを生成するソフトウェアだ。ソースコードは開示されているようだがライセンスは明記されていないのでご注意いただきたい。

Folder-RSSはその名の通り、指定したフォルダ内のファイルやフォルダの一覧を作成し、それをフィードとしてアウトプットするソフトウェアだ。フィードはRSS2.0形式となっている。

コマンドプロンプトでの実行も可能

Description部分にファイルへの最終アクセス時間が記載されるので、更新されたファイルや新しく追加されたファイルの存在を素早くチェックできる。普段あまり使わないファイルシステム用の関数よりは、フィードの方が慣れている人も多いだろうから、そうした方にとっては便利だろう。

Windows上で動作するが、コマンドプロンプトによる実行にも対応する。オプションは多数用意されており、タスクなどで定期的に実行すればファイルが自動的に更新されるようになる。

拡張子を限定したり、サブフォルダはチェックしないと言ったような細かな制御もできる。Windowsと別なOSが混在するオフィス環境でのシステム開発などで役立ちそうだ。

文字コードが指定されていないのでブラウザで表示すると文字化けてしまった

Folder-RSS: Monitor folder changes via rss - DonationCoder.com