最近のパソコンの画面は大きくなってきている。二十数インチは当たり前になっており、解像度も高くなっている。そのため、複数のアプリケーションを横並べにして作業するのも容易だ。だがWindowsでは最大化ボタンを押すと画面いっぱいに広がってしまい、他のアプリケーションが見えなくなってしまう。

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複雑な画面区切りも簡単に定義

 

最大化ボタンを押した時の動作は、全画面かそうでないかの二択しかない。しかしMaxToを使えばその選択肢は広げることが可能だ。

今回紹介するフリーウェアはMaxTo、画面を自在に区切ることができるソフトウェアだ。

MaxToは予め画面の区切りを定義しておくことで、最大化ボタンを押した時の動作を制御するソフトウェアだ。垂直または水平に画面を区切ることができ、幾つも区切りを追加できたり、区切りを移動させて幅や高さを変更できる。

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定義画面

 

終わったら適用しておくだけで良い。後は任意のアプリケーションを最大化すると、予め定義してある枠に合わせて画面の大きさが適切に設定される。メーラー風に3ペインにしたり、縦に分割、水平に分割など予めプロファイルを定義しておけばすぐに呼び出すことができる。

画面の大きさを手作業で合わせることもできるが、微妙にかぶったりすると嫌な気分になる。MaxToを使えば最大化ボタンがもっと便利に使えるようになるはずだ。

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設定画面

 

via How To Split Your Monitor(s) Into Regions [Smashing Apps]

MaxTo

 http://maxto.net/