最近、動画配信サイトなどでアメリカ国内からのアクセスに限定するサービスが出てきている。噂ではApple Storeも各国限定のアクセスに制限されるという。そうなると困る人も多いのではないだろうか。

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Runボタンを押すか、メニューバーから選べば接続開始する

 

若干の問題ははらんでいるだろうが、アメリカ限定のサイトにアクセスしたければこのような手法が存在する。

今回紹介するフリーウェアはHotspot Shield、簡単にVPN接続を行うソフトウェアだ。

アメリカ国内の接続に偽装する場合、プロキシを使う方法もある。だが、通常その手のチェックを行う際にはプロキシ接続は不可となる場合が多い。そこで最近ではVPN接続を利用して接続元を変えるテクニックが出てきている。

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接続中のアイコン

 

Hotspot ShieldはWindowsやMac OSX向けにソフトウェアが提供されている。起動するとメニューバーやタスクトレイにHotspot Shieldのアイコンが表示される。後はConnectを選べば赤いアイコンが黄色(接続中)になり、最終的に緑(接続完了)に変わる。

そうなればインターネットへの接続は全てHotspot Shieldを経由したものになり、動画配信サイトのチェックなどもかわすことができるようになる。有名な所ではHuluなどが視聴可能だ。ソフトウェアタイプではないが、iPhoneからも接続できる。

Hotspot Shieldを使っていると、Google検索がYahoo! Inc.のものになったりと広告が組み込まれるようになっている(その点がビジネスモデルのようだ)。なお、利用に際しては自己責任でお願いしたい(接続元を偽装していたり、VPN接続によって何らかの問題が発生する可能性もあるため)。アメリカ限定のWebサイトを見たい、と思っている方はお試しいただきたいソフトウェアだ。

 

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