Subversionを使って開発を行っていると起こるのがコンクリフトだ。みんな了解の上であれば良いが、ちょっとした修正(デバッグなど)を追加して、他のファイルと一緒にコミットされたために発生したりするとがっかりしてしまう。てっきり自分だけが更新していると思ったりする場合もある。

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Subversionリポジトリを監視して開発効率を高める

 

そのような失敗を防いでくれるのが、Subversionを監視するこのソフトウェアだ。

今回紹介するフリーウェアはSVN-Monitor、Subversion監視&通知ソフトウェアだ。

SVN-MonitorはTortoiseSVNと連携するソフトウェアで、ワーキングコピーを監視して、アップデートが行われていないか、定期的にチェックしてくれる。あればポップアップや音、メールなどで知らせてくれる。

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更新内容のチェック

 

自分の更新状態も監視してくれるので、他のユーザによるコミットでコンクリフトが起こった場合もその旨通知してくれる。さらにユーザのログや差分のチェック、アップデートなどTortoiseSVNをラッピングする形で動作してくれる。

自分だけのリポジトリであれば問題はないだろうが、開発の現場ではみんなが同じリポジトリにコミットしている。そのために問題も発生しやすい。不要なコンクリフトによって効率が低下しないよう、常々立ち上げておきたいソフトウェアだ。

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アクション設定

 

**SVN-Monitor

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http://www.svnmonitor.com/default.shtml