先進的ブラウジングを体験する「Ubiquity」
数ヶ月前にFirefoxの重たさからSafariに逃げたのだが、また舞い戻ってしまうかも。Webサービスが乱立し、コミュニティがあり、その上Webアプリケーションまで使っているという現状ではブラウザを使っている時間はとても長くなっている。
コマンドを使ってWebブラウジングがもっと楽しくなる
そのような時代において、ブラウザのタブを切り替えて別なURLを叩いて何か作業をするというのは非常に手間のかかることだ。もっと各サービスを密接に結びつけて活用できるのが望ましい。それを実現してくれるのがUbiquityだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはUbiquity、Webブラウジングをもっと楽しくしてくれるFirefoxアドオンだ。
UbiquityはまるでQuickSilverのようにWebブラウジングとキーボードショートカットを結びつけてくれる。 指定したキーでUbiquityのウィンドウを立ち上げた後、文字列を入れてコマンドを呼び出すのだ。例えば文字を選択してemailと入れればメーラーに飛ばすことができる(Gmailが標準なようだ)。
コマンドのリスト。楽しい機能が色々。翻訳した結果がページに埋め込まれているのが分かるだろうか。
他にもadd-to-calendarでカレンダーへの登録や、translateで翻訳機能等。文字を選択していれば、その文字を翻訳して結果をページ内に埋め込んでくれる。もちろんそれをメールに飛ばすことができる。
コマンドは数多く、Amazon、Youtube、ブックマーク、PDFをテキストに変換、一部の文字を消す、ページを編集する、Google検索、地図を表示する、tinyurlやtwitterを使うなどなど。ソースの表示もコマンドから簡単に利用できる。
言わばキーボードショートカットとブックマークレットとマッシュアップを一緒くたにして出来上がったような代物だ。コマンドは自分で作ることもできるので、見ているページや選択した文字列を別なWebアプリケーションに飛ばしたりすることも簡単にできる。
もちろんキーボードでの操作は一般的ではないので、ある程度技術力のある方に向いているだろう。だがSafariなども含めて他のブラウザデでも取り入れて欲しくなるソフトウェアだ。
via Featured Firefox Extension: Ubiquity Sees Major Update, New Look, Better Performance [lifehacker.com]