自作のマシンや、マイナーなメーカーのBTOマシンなどでWindowsをセットアップしていて困るのがドライバーが標準で用意されていない場合の対処だ。マウスが使えないなら代用もあるが、ディスプレイが16色になったり、そもそもLANが使えなかったりするとインターネットも使えず不便な思いをする。

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ドライバ一覧。特に問題なければこれを全てバックアップする。

 

まず現状の環境化にあるドライバーを全てバックアップしよう。そうすればきっと再設定する際に役立ってくれるはずだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはDriverBackup!、Windows用ドライババックアップソフトウェアだ。

DriverBackup!を起動すると、今インストールされているドライバが一覧表示される。後はこの中から不要なものを外していくだけで良い。バックアップを行うとZipファイルでまとめて保存してくれる。ログファイルは日本語もきちんと表示された。

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バックアップ実行前設定

 

バックアップされるのはinfファイルやsysファイルなど。このままで恐らく再現できるだろうが、もしなかったとしてもログファイルからめぼしいファイルに当たりを付けることはできるだろう。少なくとも筐体を開けて確認する必要はなくなりそうだ。

こういうのが面倒でオフィス内のコンピュータ環境はできるだけ統一されたものにしたいと思うのだが、特殊な用途に限って(NIC二枚刺やデザイナー向けなど)特殊なドライバを必要としたりする。社内担当のSEの方や自作派には必須のソフトウェアと言えそうだ。

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バックアップされたファイルを解凍したもの

 

SourceForge.net: - Project Web Hosting - Open Source Software

 http://drvback.sourceforge.net/

**SourceForge.net: DriverBackup!

 http://sourceforge.net/projects/drvback/**