RAMディスクをメニューバーから簡単に作成する「Ramdisk On Menubar」
最近はあまり使っていなかったが、RAMディスクは便利なシステムだ。メモリさえ豊富にあるならキャッシュや一時的な作業スペースとして使うと高速にアクセスできるようになる。もちろんアンマウントするとデータが消失するので注意が必要だ。
設定画面
そんなRAMディスクを簡単に取り扱えるようにしてくれるのがRamdisk On Menubar(ROM)だ。
Ramdisk On Menubarは日本製のオープンソース・ソフトウェアで、メニューバーから簡単にRAMディスクを操作できる。
使い方は簡単だ。起動するとRAMディスクの大きさを設定するダイアログが表示される。サイズを決めたら、マウントする際のドライブ名と、サブディレクトリを作るかどうか設定する。
メニューバー
扱えるRAMディスクは一つで、別な名称でマウントしようとすると既にマウントされているディスクはアンマウントされる。マウントしてしまえば後は通常の読み書き対応のドライブと同様にファイルを出し入れできる。
通常のドライブと異なるのはファイルの読み書きがメモリ上に行われるのでHDDに比べると高速に行えるということと、アンマウントするとデータが消失するということだろう。テンポラリ的なデータや、画像編集などで巨大なファイルを扱う際などに使うと格段に作業がしやすくなるはずだ。
メニューバーから扱えるのが手軽で良い。普段メモリが余っている方は作業の高速化のために使ってみることをお勧めするソフトウェアだ。
マウントしたドライブ
**Ramdisk On Menubar (ROM): 概要 - SourceForge.JP