※ 画面は公式サイトのスクリーンショットより

まだ実用的なレベルには達していないが、非常に気になるのでご紹介。

開発の現場ではSubversionのシェアが大きい。これは二つの理由が考えられる。一つは過去に導入し、実績があること。もう一つはTortoiseSVNに匹敵する便利なユーティリティがGitにはないということだ(Windowsに限定されるが)。

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コンテクストメニュー

 

だがその時代もついに終焉を迎えそうだ。Gitでもこんな魅力的なフロントエンドが開発されている。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはTortoiseGit、まさにTortoiseSVNのGit版というべきソフトウェアだ。

TortoiseGitはスクリーンショットを見る限りではTortoiseSVNのアイコンを流用しつつ開発が進められているようだ。コミットのダイアログ、履歴管理などの機能がある。コンテクストメニューからの操作も同じだ。

commit.jpg

コミットダイアログ

 

ソースコードは既に公開されており、コンパイルもできるようになっている。だがVisual Studio 2008 Express Editionではコンパイルできないらしい(説明によると)。Express EditionでないVisual Studioではインストーラーがコンパイルできると思われるので、お持ちの方はトライしてみて欲しい(これが書きたくて先んじて紹介している)。

まだバージョンも0.1とあって、実用的なレベルにまで達していないかも知れない。だが、開発が継続されれば2009年には実用的なレベルに達することだろう。そうなれば個人個人でリポジトリが管理でき、オフラインでも使えるGitのシェアは急上昇するかも知れない。リリースの待ち遠しいソフトウェアだ。

 

tortoisegit - Google Code
** ** http://code.google.com/p/tortoisegit/

Public Git Hosting - TortoiseGit.git/summary

 http://repo.or.cz/w/TortoiseGit.git