Windowsでは昔から秀丸がシェアの大きいテキストエディタになっている。手軽で使いやすく、手に馴染むのだろう。かれこれ5、6年前の状況なので既に変わっているかも知れないが、便利なエディタであるのは変わらない。

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ハイライト、文字エンコーディング判別に対応したテキストエディタ

 

Mac OSX向けにもテキストエディタは幾つかあるが、その中の一つで軽快な動作が売りのCotEditorを紹介しよう。

CotEditorはGPLの下に公開されているオープンソース・ソフトウェアで、日本製のエディタだ。

CotEditorの特徴は何と言ってもその軽快さにある。筆者はEmacs派なのだが、巨大なアプリケーションゆえのもたつきはあった。だがCotEditorはシンプルでとても軽快に動作してくれる。機能も絞り込まれていてシンプルで良い。各ウィンドウは独立しており、MDIではない。

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環境設定

 

行番号の表示や、各種エンコーディングの自動判別、各プログラミング言語に対応したシンタックスハイライト、正規表現検索などがある。サイドバーを使って文字数やアクセス権などの情報を見ることもできる。

自動インデントやウィンドウの透明度設定、ファイルの挿入なども使えて便利だ。ショートカットキーなどは標準のMac OSX風だが、自分で入れ替えることもできるので使い勝手が良いように変更することが可能だ。

Mac OSXに標準で付属するテキストエディタは使い勝手が良くない。テキストファイルの閲覧や、簡単な編集であればCotEditorを使うのが便利そうだ(もちろんメインとしても問題ない!)。

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AYNiMac : 自作ソフト : CotEditor 0.9.5
** ** http://www.aynimac.com/p_blog/files/article.php?id=41