昔、インターネットが普及して間もないころはWebでチャットするのが流行っていた。だが遅くて負荷も高く、次にIRCのような軽快なチャットシステムに移っていった。最近ではインターネットの高速化や、ブラウザだけで手軽にできることもあってWebベースのチャットシステムが復活しつつある。

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グループチャットを通じて交流を深める

 

通常のチャットと違い、グループでのチャットは中央サーバを置くため履歴の管理がしやすくなる。そんなグループチャットサーバを構築するならechowavesを使ってみてはいかがだろう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはechowaves、Ruby on Rails製のグループチャットシステムだ。

echowavesはグループチャットを行うシステムだが、若干twitterのような使い方もできる。各自自分のページがあり、そこで自由につぶやくことが可能だ。そこに他のユーザが加わって発言することもできる。フォロー、フォロワーのような仕組みも用意されている。発言にはファイルを添付することも可能だ。

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そしてチャットルームを作成して、そこに参加することもできる。各自自分の空間を持ちつつ、チャットルームで会話をして楽しむことができる。会話は検索が可能で、Sphinxを使って検索インデックスを作成している。

Ajaxを使っている割には自動更新がされない点が不便ではある。また、画面がこなれていない感じもする。とは言えオフィスなどで時系列に左右されない情報共有システムとして使ってみると便利そうなソフトウェアだ。

 

via echowaves.com [Open Source Rails]

Group Chat Social Network

 http://www.echowaves.com/