業務というのは日々の運用の中で必要なものが追加され、直され、そして消えていく。その過程を長い間繰り返していると、徐々に本来の目的であったものが忘れられ、何のためにそれをしているのか誰も分からないという困ったフローが追加されていく。

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ビジネスプロセスをWeb上でビジュアル的に設計していく

 

たった一度問題があったために(相当イレギュラーな)余計な判子が一つ追加され、業務フローが分かりづらいものになってしまったなどという経験はないだろうか。そんなフローの問題はまず見える形にするところから改善がはじまる。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはProcessMaker、Webベースの業務プロセス改善ソフトウェアだ。

ProcessMakerはPHP+MySQLという典型的なWebアプリケーションの形で提供されるソフトウェアだ。VMWareによる動作や、WindowsであればApacheやMySQLまで含めてインストールしてくれるパッケージが提供されている。

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Todoやレポート機能もある

 

まるでローカルアプリケーションのようなインタフェースで提供されており、右クリックでタスクを追加したり、モジュールをドラッグアンドドロップで配置することができる。業務フローがビジュアル的に組み立てられるので、とても便利だ。

ProcessMakerではフォームの作成やドキュメントの作成、ユーザ権限の割り当てといった機能がある。そして外部のシステムと接続し、ビジネスプロセスを監視できるようになっている。

Webベースとあって、別なシステムからの接続が容易であり、かつ誰でもシステムを見られるという利点がある。CRM、ERP、BIと様々なシステムと連携して動作することが可能とのことなので、業務フローの見直しはもちろんフローの状態を管理するのにも用いられそうだ。

 

via ProcessMaker [Open Source PHP]

ProcessMaker - Open Source Workflow & Business Process Management (BPM) Management Software

 http://www.processmaker.com/

**SourceForge.net: ProcessMaker Open Source

 http://sourceforge.net/projects/processmaker/**