プロジェクト管理、と聞くとどうもお堅いイメージになってしまう。だが実際に期待されているものはそんなことではない。プロジェクトを円滑に進めることが必須であって、メンバーを縛り付けたり、工程を逐一チェックしたりするのが目的ではないはずだ。

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一般的なプロジェクト管理とは大幅に異なる画面構成

 

もっとアクティブに、もっと柔軟にプロジェクトを推進していきたいならechoにチャレンジしてみよう。

echoは日本製のソフトウェアで、スポーツのようなチームワームを実現してくれるプロジェクト管理ソフトウェアだ。

echoはAdobe AIRで作られており、WindowsやMac OSXで動作する。Webサービスであるechoと連動して動作するようになっている。自分がすべき仕事をタスクとして登録し、それを他のメンバーに依頼できるのが特徴だ。

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仕事を他のメンバーに依頼できる

 

タスクは準備、実行、確認という3つのステージに分割されて進められる。これは管理するためのものではなく、他のメンバーに対して自分がどの状態にあるかを知らせるための目安になる。

そして依頼したタスクについて、何を期待しているか(品質なのか納期なのかなど)を知らせることができる。これによりメンバーは期待に応えるには何を優先すべきなのかが分かり、作業がスムーズになるのだ。

最後に終わったタスクについて、依頼主が成果を確認して改善を求めたり、感謝の気持ちを伝えることができる。この相互のやり取りこそがスムーズなプロジェクト運営を生み出すのだ。

面白いのはタスクの状況を一覧できるのはもちろんのこと、プロジェクトが終わった際に関わったメンバー全員に終了したという案内が出せることだ。プロジェクトの一部にしか関わらなかったが、結果として良いプロジェクトだったかどうか分かるようになっている。これは専門性の高い人ほど嬉しい機能ではないだろうか。

すべき作業が明確になっていること、そしてそのフィードバックが得られることがプロジェクトの円滑な推進を可能にする。ただタスクを提示して納期を厳守させるだけではお互いに疲弊してしまう。echoはヒューマニズムに溢れた楽しいプロジェクト管理ソフトウェアだ。

 

echo

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