チェック必須!Web上で動作するプレゼンテーションソフトウェア「Slimey」
先日のConcrete5に続き、これまたどきどきしてしまうようなソフトウェア。こんなものがオープンソースで出るようになると、独自開発する意味はどんどんなくなっていきそうだ。
こ、こんなものがオープンソースだなんて…
280 Slidesと言うサービスがある。280 North, Inc.が開発しているAppleのプレゼンテーション作成ソフトウェアであるKeynote風のWebアプリケーションなのだが、その出来に衝撃を受けた覚えがある。同様にGoogleドキュメントのプレゼンテーションも良くできている。それをオープンソースで実現してしまうのがSlimeyだ。
SlimeyはGPLの下に公開されているオープンソース・ソフトウェアで、プレゼンテーションを作成するアプリケーションだ。
実現できることはまさにGoogleドキュメントのプレゼンテーションやKeynoteと同様のプレゼンテーション作成だ。スライドの追加、テキストの追加、画像の追加などはもちろん、リストや各オブジェクトのインラインでの編集やマウスでの移動もサポートしている。
プレビュー。マウスクリックで移動できる
UndoやRedoもできるし、画像の拡大縮小も可能。画像の指定やフォントの色変更などでまだこなれていない部分はあるが、今後の発展を十分に感じさせる。保存時のアクションはポストされたデータをそのままダンプするだけだが、それ以外はすべてJavaScriptとHTMLなので、自分なりの工夫をすれば良いだろう。
個人的には後はテキストの回り込みや、スライドの入れ替えが欲しい所ではある。動作ブラウザとしてはIE6以上、Firefox2以上、Opera9以上そしてSafari3以上となっている。ぜひ一度触れて楽しさを体感して欲しい。
保存時のデータ。HTMLデータがそのまま送られてくるイメージ
Project Slimey
http://slimey.sourceforge.net/
SourceForge.net: Slimey