日本向けのtwitterにコミュニティ機能、Twiccoが加わった。単なる個人のつぶやきを越えて、メッセージを飛ばしてコミュニケーションを図るというのは面白い。IMのような強制力もなく、IRCに近いノリがある。

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シンプルにステータスをアップデートする

 

そんなtwitterの雰囲気をオフィスでも活かそうというのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するフリーウェアはHoller、Ruby on Rails製のグループステータスメッセージツールだ。ソースコードは公開されているが、ライセンスが明記されていなかったのでご注意いただきたい。

Hollerの元ネタは37signalsのIn/Outだ。現在自分が進めている作業について投稿することで、オフィス内の情報共有を高め、作業を円滑に進めていくのが目標になっている。In/Outは社内向けのシステムであり公開されていないがその画面は公開されており、それにインスパイアされて作ったのがHollerだ。

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ログイン画面も実にシンプル

 

仕組みはごく簡単だ。ユーザ登録したら画面の右上に入力画面が表示される。そこにメッセージを入れれば、左側に一覧されていくといった具合だ。ダイレクトメッセージのような機能もなく、ただたんたんと書き連ねていくだけだ。

だがこのシンプルさ、ゆるさがむしろ心地いい。無理にコミュニケーションを深める訳でもなく、自分のやっていることを投稿しておけば後で誰かがフォローしてくれるかも知れないという期待ももてる。

開発の作業は集中力が大事なので、周囲から話しかけづらい雰囲気がある。だがHollerを使えば必要なコミュニケーションをシンプルに図れるのではないだろうか。

 

via Holler [Open Source Rails]

**zachinglis’s holler at master — GitHub

 http://github.com/zachinglis/holler/tree/master**