Railsに限ったことではないが、システム開発を行う場合、IDE(統合開発環境)を使う派か、テキストエディタを使って行う派の二つが存在すると思う。個人的にはテキストエディタ派だが、Java開発だけはEclipseを使っている。ではRailsはと言えば、テキストエディタを使っている。

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各種必要なソフトウェアを一括インストールする

 

人によっては、会社ではVisual Studioを多く使っているということもあるだろう。そんな人はRailsの開発についても使い慣れたエディタを使うのが良いかもしれない。

今回紹介するフリーウェアはRuby In Steel Personal Edition 2008、Visual Studioを使ってRailsを開発するパッケージだ。

Ruby In Steel Personal Edition 2008はインストーラーの役割も持っている。Visual Studio 2008、Ruby、MySQL、RailsそしてRuby In Steelの5つを一括してインストールすることができる。

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Railsプロジェクトが作成できるようになる

 

完了してVisual Studioを立ち上げると、新規Railsアプリケーション開発を行うためのプロジェクトが追加される。ソースコードのハイライト、サーバ起動、irbなどの機能が揃っており、Visual Studioを使ったRails開発が容易になるはずだ。

ブレークポイントは対応していないようで、設定しても特に関係ないようだ。また、コントローラーやモデルの生成がGUI上からはできないようだが、指定したディレクトリを元にコマンドプロンプトを開けるので、ジェネレート系のコマンドはそちらを使おう。

普段使い慣れているツールを使うと開発がスムーズになる。プログラマにとって道具は生産性に大きく関わる要素なので、手に馴染んだものを利用して行おう。

 

SapphireSteel :: Ruby In Steel - New Free Edition includes Visual Studio

 http://www.sapphiresteel.com/Ruby-In-Steel-New-Free-Edition