※ 画像は一部公式サイトデモより

資源が少なく、国土も広くない日本において教育の重要性は言うまでもない。だが最近では学力低下が叫ばれており、非常に問題になっている。少ない予算の中でレベルを引き上げるためには、各教育機関の間で情報を共有し、さらに言えば国際的にもデータ共有が行う必要がある。

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とは言え、そのようなシステムを個別の機関で作るのは金額的にも難しい。そこで登場するのがオープンソースだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRubyCampus、Ruby on Rails製の教育用CRMだ。

RubyCampusは学生のリクルーティングおよびリレーションシップを管理するためのソフトウェアだ。まさに学生のためのCRMとも言える。開発は九州大学により行われている。

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国際化対応により、国際的な交流に対しても貢献できるように開発されている。RubyCampusを使うことによって、学生、親、教師、OB/OG、寄付者やその他のリスクテイカーなどと密接なコミュニケーションがとれ、よりハイレベルな教育を提供できるようになる。

システムが教育の水準を引き上げる訳ではないが、雑務や本来コンピュータでできる作業を軽減できれば、その分教育へ時間を割けるようになるだろう。そのためにコストを低く、オープンソース・ソフトウェアが活躍するならとても素晴らしいことだ。

 

日本のコミュニティ - 概要 - Open Source for Recruitment, Enrollment and Alumni Management

 http://login.rubycampus.com/projects/show/rubycampus-japanese

RubyCampus - 概要 - Open Source Student & Alumni Relationship Management for Higher Education

 https://rubycampus.org/projects/show/rubycampus