複数台のMac OSXで情報を共有化「fruux」
誰の家にもある二台以上のMac OSX。そこに登録されている各データを共有したいと思ったことはないだろうか。MobileMeを使うと複数台のMac OSX間でデータを共有することができる。例えばカレンダーやアドレス帳だ。しかしMobileMeはお試し期間中に止めてしまった。
設定画面
しかし各コンピュータ間でデータの並列化がされれば、タチコマ並に便利になる(はず)。そんな訳でこちらを紹介しよう。
今回紹介するフリーウェアはfruux、Mac OSXの各種データを並列化するソフトウェアだ。
fruuxがサポートするのは、iCal、アドレス帳、Safariのブックマークとなっている。今後、初期設定の同期やiPhone、そしてMobileMeのようなWebアプリケーションへとつなげていく方針になっている。
ログ
iPhoneやWebアプリケーション化がなされれば、まさにMobileMeのライバルになる。特に、GoogleカレンダーをiCalで編集している際に、その設定の一切が別なコンピュータに移動されるのが便利だ。
fruux自身は初期設定パネルの中にインストールされる。ユーザ登録はそのfruuxの初期設定パネルから行える。メールアドレスとパスワードだけというシンプルさだ。これだけであなたのデータは自動でバックアップ、同期されるようになる。
万一マシンが壊れた際にも、fruuxのバックアップデータから復元できるだろう。同期、そしてバックアップと便利に使えるソフトウェアだ。
2008年10月11日リンク修正。
fruux - “Just Sync, No-frills!"