Rubyのライブラリ管理システムと言えばRubyGemsだ。RubyForgeはもちろん、GitHubでもサポートされているとあって、多数のライブラリが提供されている。一覧を出すと多すぎて分からなくなるくらいだ。

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コンソールで利用するのが基本ではあるが、Webブラウザで見られると便利という場合もあるだろう。そこでこれを使ってみよう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRubySlippers、WebベースのRubyGems管理だ。

RubySlippersはインストールされているライブラリの一覧や、リモートの一覧をリストにしたり、各ライブラリの詳細説明を読むと言ったことができる。ブラウザベースであれば扱いやすい場合もあるだろう。

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インストールされているGemの一覧

 

ライブラリ名単体では不可で、バージョン番号まで指定する必要があるようだ。また、ライブラリ内部のファイル一覧を見ることもできる。なお、実行にはルート権限、または必要なディレクトリに対しての書き込み権限が必要になるので注意して欲しい。

コンソールベースのものをそのままWebベースにしても面白くはないが、Webならではの一覧性や、補助機能(翻訳など)がつけば便利になるのではないだろうか。ライブラリが多数存在するからこそ使ってみたいソフトウェアだ。

 

RubyForge: RWD Applications: Project Info

 http://rubyforge.org/projects/rwdapplications/