Mac OSXやLinuxにもChrome(Chromium)を「CrossOver Chromium」
Google Chromeがリリースされて数週間が経過した。使い勝手が良い、JavaScriptの実行速度が速いなど様々な意見が聞こえてくる中、Mac OSXユーザは歯がゆい思いで登場を待ち望んでいることだろう。
Mac OSX上で動作するChromium
Safariと同じWebKitをレンダリングエンジンに採用していながら、未だにMac OSX版は開発中だ。はやく、はやくと思っている方はこちらを使ってみるのはどうだろう。
今回紹介するフリーウェアはCrossOver Chromium、CrossOverの技術を使ったChromiumだ。
CrossOverはWineの技術を使ってMac OSXやLinux上でWindowsアプリケーションを動作させるソフトウェアだ。そしてChromiumはGoogle Chromeの元になるオープンソース・ソフトウェアだ。この二つが出会うことで、Mac OSXやLinux上でもGoogle Chrome風ブラウジングを楽しめるようになる。
レンダリング結果は上のようになる
Mac OSXで試してみた所、レンダリングエンジンはSafariのものを利用するという訳ではなく、元々のエンジンを利用しているようだ。そのため、Safariに比べると幾分汚い結果になっている(日本語のフォントがオープンソースの梅Font固定になっているからかも知れないが)。また、時々レスポンスが返ってこない場合もある。
幾つかの問題はあるものの、Google Chromeがなんであるか(実際はChromiumだが)を知るのにはちょうど良いかも知れない。また、Mac OSXネイティブ版の登場が待てない方も、CrossOver Chromiumで溜飲を下げておこう。
via Featured Download: CrossOver Chromium Ports Chrome to Mac and Linux [lifehacker.com]
CrossOver Chromium