ブログエンジンというと、Webベースで扱うのが常識になりつつある。しかしダイナミックに生成するのは徐々に処理が重たくなる。静的なファイルだけであれば処理は軽いが、使い勝手が良くないだろう。

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しかし技術者であればそんなことは言っていられない。ターミナルでサーバ管理をしながらブログを書きたくなるかもしれない。そんな時に備えてターミナルで動くブログエンジンを入れておこう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはShinmun、Ruby製のブログエンジンだ。

ShinmunはRubyGemsを使ってインストールする。そしてターミナルでShinmunコマンドを実行して操作する。まず shinmun new “ブログのタイトル” といった感じのコマンドを実行する。すると.mdという拡張子の専用ファイルができあがる。

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後はファイルを直接編集し、タイトルやカテゴリ、内容を書いていく。終わったら再度Shinmunコマンドを引数なしで実行する。すると静的なHTMLファイルが生成され、ブログが更新される。

書くごとに都度再構築というのはMovableTypeに似た方法だ。さらに書くのもコンソールベースで、好きなエディタを使って都度保存しながら書くことができる。Webベースでの記述がどうも面倒に感じる人は使ってみると良いだろう。

 

georgi’s shinmun at master — GitHub

 http://github.com/georgi/shinmun/tree/master