携帯電話ではQRコードの普及が進んでいるが、従来の流通ではまだまだ一次元のバーコードが主流になっている。二次元に載せられる情報量も限られるので、結果的にデータベースを持つという対応になり、そうなれば従来のバーコードで十分なのだろう。

ピクチャ 9.png

スキャナ

 

基幹システムを構築する際など、バーコードをうまく使うと手入力の手間が省けて便利だ。そのためにバーコードスキャナーを購入する必要はない、Mac OSXでは予めiSightが搭載されているのだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはBarcode scanner、iSightを使ったバーコードスキャナーだ。

Barcode scannerはバーコードの読み取り結果を表示するテキストエリアと、iSightにスキャンエリアをつけた画面との二つで構成される。書籍などのバーコードをもった物をiSightの読み取り部分に近づけると、ぴっという音が鳴り、数字が羅列される。

ピクチャ 8.png

読み取り結果

 

テキストエリアに表示されるだけなので、後はこれを別なアプリケーションで取り込めば良いだけだ。一般的な商品のバーコードであるCODE39は問題なく読み取れたが、コンビニバーコードの横長のものはうまく読み取れないようだ。

バーコードは流通の現場では多数用いられているが、オフィスなどではまだまだ利用されていない。スキャナーが手軽に使えれば(携帯電話でも一次元バーコード読み取り機能がある)、もっと便利に活用できるようになるのではないだろうか。

 

via Mac標準搭載のiSightがバーコードリーダーになるCocoaアプリBarcode scannerについて [iPhoneアプリ開発グループ]

Barcode scanner

 http://www.bruji.com/cocoa/barcode.html