緻密に管理できるタスク管理ソフトウェア「ToDoList」
これは私にはとても使いこなせそうにないソフトウェアだ。個人のタスク管理程度であれば、あまり細かくやりすぎると逆にその管理コストがかかりすぎる。だが、企業内の開発プロジェクトなど多人数が関わるものであれば、きちんとタスクを細分化し、スケジューリングを行わなければならない。
項目は数多く設定できる
その進捗管理にも使えそうなソフトウェアがこれだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはToDoList、数多くの項目でタスクを管理できるソフトウェアだ。
ToDoListでは各タスクについてプライオリティ、進捗度、経過時間、開始/締め切り日時、完了日、繰り返し、リスク、色、カテゴリ、ステータス、コスト、バージョン、メモ、ファイルのリンクなどが設定できる。項目はかなり多いのではないだろうか。
タスク一覧
メモはテキストの他、リッチなエディタで作成することもできる。またサブタスクを作成することで、タスクを階層的に管理することも可能だ。フィルタリング設定で表示項目を指定したり、ソートしたりと多彩な機能が揃っている。
タスクは全てで一つでも良いし、プロジェクトごとにファイルを作成して使うこともできる。また、設定をレジストリに保存するかiniファイルを使うかを指定することができるので、ポータブルアプリケーションとしての利用も可能だ。
項目があまりに多いとメンテナンスだけで疲れてしまう可能性もある。だがそれくらいのコストは十分にかけられるプロジェクトの規模であれば、これらの機能は必須であり、便利に活用できるはずだ。
設定ウィンドウ
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