コンピュータで使われる文字入力方法というと、ハードウェアレベルのキーボードかソフトウェアキーボードになる。どちらも文字を一つずつ指定する必要があり、まさにデジタルと言った感じだ。

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見た目は標準アプリケーション「メモ」風

 

普段話す言葉はもっとスムーズで、感覚的なものだ。それを実感させてくれたのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するフリーウェアはShapeWriter、iPhone/iPod Touch向けのメモソフトウェアだ。

ShapeWriterはiPhone/iPod Touch標準の「メモ」に似たソフトウェアだ。恐らくこのアプリケーション自体はデモのようなもので、ShapeWriterの真価はそこにはない。入力方法自体が魅力なのだ。

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指でなぞると軌跡が描かれる

 

文字を入力する際に表示されるソフトウェアキーボードが特殊で、指をつけたままキーボード上を動かすだけで文字が入力できる。例えば、S → I → T → Eと動かしていけば、Siteとして認識される。

これは今までにないほど、直感的で分かりやすい入力システムだ。まるでサインを描くように指を滑らしていけば入力されていく。タイプライターの時代からあまり進化していないキーボードの新しい入力方法と言えそうだ。

日本語の場合で言えばそのままでは適用が難しいだろう。ローマ字入力よりも、かな入力の方が向いていると言えそうだ。現状では英語でのみ利用可能となっているが、この新しい入力システムは一度試してみて欲しい。

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幾つかの候補が表示される

 

 

ShapeWriter

 http://www.shapewriter.com/