iPhoneにはGPS機能が内蔵されている。早速トラッキングするアプリケーションも数多く登場しており、ランニングやウォーキングのお供として使えるようになっている。そしてiPhone以外でもGPSロガーは数多く存在する。

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メイン画面

 

そうしたデータを見るのに便利なのがGoogle Earthなのだが、それに合わせたデータ形式に変換してくれるのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRouteConverter、マルチプラットフォームで動作するGPSログ変換ソフトウェアだ。

RouteConverterはJavaで作られたソフトウェアで、Windows、Mac OSX、Linuxとプラットフォームを越えて動作する。対応しているファイル形式は数多く、Alan Map 500/CoPilot 6/Falk Navigator/Garmin/EasyGPS/Glopus/Google Earth/Google Maps URL/GoPal Route/GPS Tuner/GPX XML/National Geographic Topo/Navigating POI-Warner/Navigon Mobile Navigator/Magellan/MagicMaps/Map&Guide Tourenplaner/Microsoft AutoRoute/NMEA 0183 Sentences/Route 66/TomTom/Top50 OVL ASC/Tour Exchange Format/ViaMichelinとなっている。GPXやKMLに対応していれば大抵のGPSログは問題なく扱えるだろう。

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重複した位置情報を探す

 

操作は簡単で、ログファイルを指定して、変換したい形式を指定するだけだ。ごく簡単な操作でできるので迷うことはない。後はGoogle Earthやその他のソフトウェアでGPSデータを楽しめば良い。指定した位置情報は削除すると言ったこともできる。

様々なデバイス、フォーマットがある場合はその変換ソフトウェアが大事になる。だがGPSについてはRouteConverterを知っておけば事足りるのではないだろうか。

 

RouteConverter

 http://www.routeconverter.de/