Googleを使って調べ物をしていると、検索結果の上位に出るのがWikipediaだ。確かに情報の内容が濃く、確度も高そうな情報が多い。一つだけ欠点があるとすれば、オンラインでしか使えないという点だろう。

entrance05.png

オフラインでWikipediaが閲覧できる

 

集中して作業したいときはオフラインで行うのが良い。そんな時に調べ物が出てくることを想定して、予めこれを用意しておこう。

今回紹介するフリーウェアはWikiTaxi、オフラインで使うWikipediaビューワーだ。

WikiTaxiは各国語向けに提供されているWikipediaのダンプデータを使って、それを独自のデータベースに変換して閲覧するソフトウェアだ。全てのデータが見られる訳ではなく、画像も表示されないがそれでも十分役に立つだろう。

entrance02.png

変換ソフトウェア

 

検索機能があり、気になったコンテンツは即座に調べられる。また、ランダムページボタンを押すと、ランダムにページを表示する。これを眺めるだけでもなかなか面白いのではないだろうか。

日本語版Wikipediaのダンプデータで約700MBあり、変換に20分以上かかる。予め準備しておくのが良いだろう。オフラインで使うWikipedia、ネットワークの届かない場所で調べ物をするのにぴったりだ。

 

WikiTaxi [Delphi Inspiration]

 http://wikitaxi.org/delphi/doku.php/products/wikitaxi/index